英語のpelletとは小粒・小球という意味です。ペレットは直径6-8mm×長さ約25mm。
おが粉などの木粉を摩擦・圧縮して固めたものです。木そのものの成分で固まるため、接着剤などは必要ありません。
木の幹の部分でつくるものを【ホワイトペレット】、木の皮でつくるものを【バークペレット】、幹・皮を含む木全体からのものを【全木ペレット】といいます。

東京ペレットでは家庭用ペレットストーブに最も適した、高品質な「ホワイトペレット」を製造しています。
ホワイトペレットは、原材料に樹皮が含まれていない為、灰分が少なくなり、燃焼カロリーは高くなります。

ペレットの原材料供給源である森林は、きちんとした手入れがされていれば再生可能なエネルギー源であり、化石燃料のように枯渇することがありません。
持続可能な社会を考えたときに、森林資源の活用は非常に大きな役割があります。

燃焼するときに発生する二酸化炭素は、樹木の光合成より再び吸収・固定されます。
大気中に新たな二酸化炭素を放出させないため、地球温暖化防止に貢献します。
これをカーボンニュートラル（炭素中立）といいます。

他の木質エネルギー（薪、チップなど）にくらべてかさばらないため輸送・保管効率に優れ、また湿気さえ防げば長期間、保存ができます。

形状、水分量などが均質化しているため、安定した高温燃焼をします。
そのため灰も煙も非常に少なく、また燃焼器具の自動コントロールも可能になります。

ヨーロッパ各国や北米で普及していて、世界的に市場が年々拡大しています。
扱いやすく環境負荷の低いエネルギーとして、日本国内でも製造の拡大・普及が進んでいます